オーダーメイドのオリジナルのぼり旗。アナログなのに需要拡大

オーダーメイドでオリジナルののぼり旗をつくろう!

オーダーメイドでひと味ちがったのぼり旗をつくる!
 

アナログ広告壊滅の危機。打開策乏しく、先細りがつづく

世の中はアナログ中心からデジタル中心に動き始めて、チラシやポスターなどかつて広告の花形と言われた紙媒体は、衰退の一途をたどっています。とくに顕著なのは、会社案内や製品案内のカタログ系、雑誌も各社揃って発行部数を落とし、出版業界の危機などと囁かれることも多くなりました。

読者はスマホの電子雑誌を読み、会社概要や製品の閲覧はパソコンで済ませるのが当たり前になっています。紙媒体の王様と言われたチラシも、リターン率を落とし、反応があるのは1%を切って0.3%まで下がったというデータがあります。

リターン率1%で計算して、10万部を刷って折り込み広告にしたとしても、それを見て連絡をしてくれるのはわずか1000人。注文や申込みに至る率はさらに低い数字となります。注文は、ポイント付のスマホかパソコンで。地域情報はリアルタイムに更新されるスマホを使って友達と待ち合わせ~。

このような状況が普通となったいま、「チラシやDMで販促計画を立てませんか」と仮に広告代理店から営業をかけられても、経営者には何のメリットもないことが認識されはじめています。チラシとデジタルをコラボさせた企画提案があって、ようやく耳を傾けてもらえるというのが実態でしょう。

費用格安で自己表現!賑わい作れて費用対効果バッチリ

ところがアナログ広告の中で、唯一、息を吹き返している媒体があります。それは何かというと、「オーダーメイドのオリジナルのぼり旗」。のぼり専門店は昔からありましたが、ここに来て来店客数が1割以上のアップ、売上高で前年比115~120%をつづけているという店も少なくありません。

のぼりというのは、スーパーやコンビニ、レストランやイベント会場などでよく見かけるもの。旗竿につけられた長細い布の宣伝物で、販売促進ツールの1つに位置づけられています。デジタルではなく、誰がどう見てもただのアナログ媒体。一体なぜこののぼり旗が人気を呼んでいるのでしょう。

なぜいまどき、アナログののぼり旗がウケるのか(体験者の声/まとめ)

●チラシやポスターにくらべると、製作・印刷にかかる費用は比べものにならないほど安い。気軽で1本からでも作ってもらえる。

●費用がかからないので、「ダメモトでもいい」とその場で結論が出せる。既製品もあればオーダーメイドもあって幅広い。

●費用対効果というが、元々が安いので、効果はプラスに転じるしかない。設置後には10%以上の来店客数になった店が大半。

●店まわりやイベント会場に、賑やかな演出が欲しい。閑散とするのは最悪。のぼり旗は風に吹かれてくれるので、2~3本もあれば楽しげ。

●特徴をキャッチにしたり、セールを企画してそれを文字やイラストにしたり。客の反応をみて驚いた。

●オリジナルのぼり旗は、要望を伝えただけでもプロがやってくれる。初めてでも楽しい経験ができて、クセになりそう。